私タチサラは『脱サラ後1年間は自由にやりたいことを好きなだけやろう!』と決めていました。
そして、沢山のやりたいことに挑戦しました。
結果、1年で15つの事業(かせぎを生み出せる可能性のあるビジネス)に挑戦し、たくさん失敗して、ほんの少しだけ成功しました。
2024年は独立してからの2年目になる年です。
この2年目は事業に関して『選択と集中をする!』と決めました。
決めた理由は、あれもこれもやっていると「成果を最大化できない」ということを身をもって経験したからです。
そんなタチサラが、選択と集中をした事業は「ベンチャー企業の経営」です。
この事業を選んだ理由は「挑戦した事業の中で一番楽しかった」からです。
その楽しいと思った理由の一つが、自分がサラリーマンの時に苦しんでいたことと真逆の環境だったのです。
そこで、本記事では、サラリーマンとしても、ベンチャー企業でも実際に働いたタチサラだからわかる「サラリーマンとベンチャー企業で働いてわかった違い」をまとめます。
<この記事からわかること>
・ベンチャー企業で働くメリット
・ベンチャー企業で働くデメリット
・ベンチャー企業で働いてわかったこと
サラリーマン生活に疲れた人、ベンチャー企業で働くことに興味のある人などにピッタリの記事です。
興味のある方は、最後までお楽しみください!
ベンチャー企業で働くメリット
(1)意思決定のスピードが爆速
サラリーマン時代の意思決定のスピードは、ハッキリ言って「カメ」でした。
実経験の例として、とあるプロジェクトで偉い人に承認して頂くための承認印を押してもらうために、一日中走り回り、一日業務ができないなんてことが普通に何度もありました。
まぁ、組織が大きくて古いとしょうがない問題で、日本企業のあるあるです。
ですが、ベンチャー企業では、決めることがあるときは「打合せ時に意思決定」があたりまえです。
組織が小さい&意思決定権者が少ないので、当たり前ですが、なんでもその場でバシバシ決まります。
つまり「基本的に何かを待つという時間がない」のです。
私は性格的にサラリーマン時代に沢山の時間がかかるプロセスを「なんて無駄な・・・」と思っていました。
なので、この爆速で事業が進んでいくのは、軽自動車に乗っていた人がいきなりフェラーリに乗ったような感覚です。
私は性格的に、事業をしていて最高に気持ちいい部分ですね!
(2)サラリーマンの経験を最大活用できる
フリーになっても自分の得意分野はコミュニケーションと英語くらいだろうな~と思ってたんですが、全然違いました。
例えば、以下のようなサラリーマンだと当たり前に経験していることでも、ベンチャー企業で働くとすごく役に立ちます。
・営業作法/社会人としての作法
・コンプライアンスの考え方
・契約書の書き方
・ビジネスメール
・作業外注の知識
etc…
ぶっちゃけ、サラリーマン時代には契約書を書くときなんて「あ~~~、また、めんどくさい作業かぁ・・・」としか思っていませんでした。
サラリーマンの方、そういうことってたくさんありません?
でも、そういった面倒だった作業の一つ一つが、実は視点を変えると「企業様から教育して頂いていた」のです!
自分のいた会社は、どデカい会社だけにコンプライアンスも厳しかったですし、社員のためのSNS仕様書なんてものまであり、SNSで社員がやっていいことまで、まとめられていました。
しかも、それらは、E-learningや教育などで勉強しなければならないのです。
う~~、明日お客様との打合せで資料がまだできていない!けど、E-learningの起源が明日までなので、今やるしかない・・・
そんな状況で、泣きながら徹夜で会社の教育などを受けていたことを思い出します(汗)
が、その時に培った学びの一つ一つの考え方が、ベンチャー企業では重要な気づきや、会社に対して貢献できる知識だったのです!
今サラリーマンで
自由を求めて行動しようとしているあなた!
いまやっていることで
無駄なことは何一つありません!
ベンチャー企業で働くことはもちろんですが、フリーランスとして生きていくうえでも、今あなたが面倒だな~つまらないな~と思っていることでも、すべてあなたの経験値になっています。
絶対にいつか役に立つ時が来るので、いつかやってくる最高の日々のために『今』レベルアップしておきましょう。
なお、ベンチャー企業を成功させるためには、経験豊富なサラリーマンが一人いるだけで、その事業の立ち上がりと強さが変わってくると確信しました。
ベンチャー企業に勤め、サラリーマン時代の経験を活かし、最終的には上場企業の役員になり早期リタイア。楽しく自由に生きて、資産も数億円もっている。
それは、あなたかもしれません!
(3)担当できる業務範囲が無限大
今自分が加わったベンチャー企業は、ほんとにベンチャー企業なりたてホヤホヤです。
なので「これをやったほうがいい!」と思ったことは、それをやることができます!
・新規事業の提案
・ITシステム改善
・面倒な作業の外注化
など、何から何までです。
これを聞いて「大変そうだなぁ・・・」と思う人は、ベンチャーが向いていない方です。
でも、私のような「やりたいことを組織から踏みつぶされてきたサラリーマン」からすると、やれることが無限大で楽しすぎるのです!
もちろん、未経験の仕事へも積極的に挑戦すればあなたの可能性はブラックホールばりの広さです。
様々な業務に挑戦でき、その結果、市場価値の高い人材になる経験ができる、それがベンチャー企業でした。
ベンチャー企業のデメリット
いいことばかり記載しましたが、もちろんデメリットもありますので、そちらもまとめときます。
(1)福利厚生が整っていないことがある
この部分は、ネガティブに感じる人が多いかもしれませんが「福利厚生が整っていない」ことがあります。
正直、今の私の環境で福利厚生は「ゼロ」です。
全く何もありません!
立ち上がったばかりのベンチャー企業であること、そして経営側にいることもありますが、年休なんてありませんし、会社側での教育なんて、なんだそりゃ!みたいな状況でなにもありません。
休みたきゃ自分で休め!
学びたきゃ自分で学べ!
そんな環境が厳しい・・・、誰かにサポートや管理されないと仕事ができない・・・と思うような方には、難しい環境かもしれません。
(2)収入が不安定な場合がある
経営基盤が骨太な大企業では従業員の収入は比較的安定しています。
私の場合は、年間にもらえる毎月の給料と、年に2回の賞与は、どのくらいか推測ができました。
ですが、ベンチャー企業は給料水準、つまり収入に関して「経営状況に左右されやすい」ため、事業がうまくいかなくなった場合に、想定外に収入が減ってしまう可能性があります。
ネガティブにとらえたら、上記のようになりますが、逆に考えると、上振れしたときには収入がガツンと増える可能性もあるということです。
ハイリスク&ハイリターンがベンチャー企業、ローリスク&ローリターンがサラリーマン(特に日系)という感じです。
(3)労働時間が見通しづらい
ベンチャー企業は、労働組合や36協定ってなんだっけ?という感じです。
いい意味では、働きたいだけ働ける。
悪い意味では、沢山働かなきゃいけない。
後者側の感覚を持つ人は、サラリーマンの方がいいです。
逆に前者側で、働きたいだけ働ける、これをしたら事業が伸びるんじゃないか?と思うことを、やりたいだけやれるというのがベンチャー企業側の労働条件です。
あなたは、どんな働き方をしたいですか?
前者がいい人は、ベンチャー企業向きかもしれません。
ベンチャー企業で働いてわかったこと
ベンチャー企業側に視点を置きながら、サラリーマンとの対比をしてみましたがいかがでしょう?
よく「ベンチャー企業は成長の機会が多い」と言われますが、私自身はベンチャーの方が多いとは思いません。
大企業でも、中小企業でも「サラリーマンだって成長の機会は多数存在」します。
自己成長をしたいのであれば
どんな環境でも成長はできるので
結局はあなた次第ということです!
あと、ベンチャー企業の方は「経営者との距離が近い」と思います。
私の知っているベンチャー経営者は、全員「あふれんばかりのエネルギー」があります。
そんなエネルギーを燃やし事業を経営している方の近くにいると、サラリーマンでは普段見れないような刺激をうけることができます。
自分で実業をしてみたいと思うような方は、身近で経営者の覇気を感じてみるのもすごくいい経験になりますよ。
<ベンチャー企業に身を置いてわかったこと>
私自身の現時点は「ベンチャー企業」に身を置く方が心地よい。
ベンチャー企業では自由やハイリターンを見込めるが、その分たくさんの労力や能力が必要になるので、万人にオススメできる者ではない。
リスクや収入の不安定さがあっても、自由やハイリターンを求める人にはオススメな環境!
さぁ、あなたはどんな環境で働きたいですか?
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